アイデア満載!小さな面積を大きく使って暮らす。狭小地に対応した家づくり。
浜松中区上島で分譲中のスエヒロ産業のコンクリートデザインハウス「エスプラッツ」。
現場で型枠を組んでコンクリートを流し込む”現場打ち”のため、さまざまな敷地形状にも対応できる。
現場で型枠を組んでコンクリートを流し込む「現場打ち」が基本
株式会社スエヒロ産業のコンクリートデザインハウス「エスプラッツ」はスタイリッシュな佇まいが印象的なコンクリートの家。
今年春、浜松市中区上島に完成したコンセプトハウス(建売分譲)は、土地面積91.55m²(27.69坪)の狭小地に建つ延床面積119.23m²(36.06坪)の3階建てで、外観はコンクリートの打ちっぱなし。1階にビルトインガレージを備え、玄関奥の寝室から愛車を眺めることができる。
現場でコンクリートを流し込む「現場打ち」
コンセプトハウスのほかに3区画を宅地分譲しており、土地面積は122.07m²(36.92坪)~147.58m²(44.64坪)と小さく、土地形状もさまざまだ。こうした条件下で施工できるのは、同社が現場で型枠を組んでコンクリートを流し込む「現場打ち」を基本としているから。鉄筋コンクリートの堅牢な躯体が高耐震を実現し、耐圧スラブ基礎や壁厚20cmのダブル配筋と合わせて自然災害に強い家が完成する。また、コンクリート住宅は遮音性にも優れている。コンセプトハウスは交通量の多い街中にあるが、一歩室内に入れば外の音がほとんど気にならない。まさに都心の狭小地に建てるために開発された住まいといえるだろう。
フロアごとに役割を明確化し、自由なアーバンライフを提案
通常、横に広がる生活空間が縦に伸びる3階建て。フロアごとの役割を明確化させれば、メリハリのある暮らしが実現する。コンセプトハウスは1階がビルトインガレージと寝室、2階はDENを備えたリビングルームとオープンキッチン、バスルーム、トイレ、3階は2つのプライベートルームとスカイガーデンという配置になっている。親しい友人を招いて過ごせるようゆとりを意識したLDKや、3階建てならではの眺望が楽しめるスカイガーデンなど、自分の時間を大切にしたい人には参考となる間取りプランだ。
さらに、インテリアコーディネートにもこだわっている。床にはカバザクラの無垢材を使い、システムキッチンと建具はオリジナル。住む人の希望に応じてどのようにもアレンジでき、個性的な住空間を望む人にとっては創作意欲を大いにかき立てられる。
分譲中の3区画はいずれも自由設計で、推奨プランも用意。狭小地×コンクリート住宅のスマートな組み合わせが颯爽としたアーバンライフを実現する。
間取りプラン
編集協力 静岡情報通信