静岡県浜松市の【浜松市楽器博物館】をご紹介
目次
<家康くんと巡る浜松の旅>「浜松市楽器博物館」編
2015(平成27)年に開館20年を迎えた「浜松市楽器博物館」は、日本で唯一の公立楽器博物館なび。浜松市は日本での洋楽器生産の中心地で、明治以降は楽器製造の地として栄える「音楽のまち」でもあるなび。古来日本の楽器をはじめ、世界の楽器、現代の電子楽器まで展示紹介しているなび。各国の特色が表現された楽器たちは、ほどこされた装飾がとても魅力的なび。
「浜松市楽器博物館」にやってきたなび
しずな~び:「浜松市楽器博物館」は、しずな~びがガイドするなび!
家康くん:頼もしいかぎりじゃ!拙者の時代は、異国との交流が少なかったから、日本の楽器のことしかよくわからないのじゃ。いろいろ教えてもらえると助かるぞ。
しずな~び:まずはアジアの楽器コーナーに行ってみるなびよ。これはインドネシア・ジャワ島の楽器なび。
家康くん:なにやらきらびやかな鍋がいっぱい並んでおるのう。
しずな~び:これは鍋じゃないなび!ボナンといって、中央のコブの部分を専用のバチで叩いて奏でる楽器なびよ。
家康くん:ほぅ。いろんな形があるものじゃな。
日本の楽器は家康くんに紹介してもらうなび
家康くん:ここには日本の楽器が並んでおるな。拙者の得意分野だから任せるのじゃ!
しずな~び:和太鼓や三味線は、江戸時代からあったなび?
家康くん:お琴や琵琶、雅楽は懐かしいのう。もてなしや祝いの席などでは、音色に合わせた舞いをよぅ眺めたものじゃ。
しずな~び:わ~!とっても優雅なびね。
家康くん:それは雅なひとときであったぞ。太鼓は民たちが神事などで、力強い音を放っておった。そう考えると、戦国や江戸の世でも楽器は切り離せぬ存在だったのじゃな。
しずな~び:楽器はどの時代も、どの国でも癒しの道具だったなびね。
しずな~び:ここはピアノやオルガンのコーナーなび!浜松は洋楽器生産の中心地。1888(明治21)年に山葉寅楠さんがオルガンの製造会社を設立したのがはじまりなびよ。
家康くん:それが、世界的楽器メーカー「ヤマハ」の前身じゃな。
しずな~び:現在でも大・中・小様々なメーカーが浜松で楽器を生産しているなび。
家康くん:今も昔も、浜松は日本の楽器生産を支えているんじゃな。
家康くん:ここには黄金に輝くいろいろな形のらっぱが並んでおるぞ!
しずな~び:ここには、ヨーロッパで作られた弦楽器、管楽器、鍵盤楽器があるなび。今はらっぱじゃなくて、トランペットやホルンなどというなび!
家康くん:これはそれぞれ、違う音色を奏でるのか?
しずな~び:ここにあるヘッドフォンスタンドで実際の音色を聞いてみることができるなび!
家康くん:なるほど、どれも心地よく癒される音をしておるのう。
体験ルームで楽器演奏をしてみるなび
家康くん:異国の楽器を見ていたら、自分でも奏でてみたくなってきたぞ。
しずな~び:この体験ルームでは、いろんな楽器を実際に演奏してみることができるなびよ。
家康くん:これは太鼓か?
しずな~び:ジェンベといって、アフリカの太鼓なび。いろんな場所を叩いてみるなび!真中・端・ふちで「グン・トン・カン」と音が変わるはずなびよ。
家康くん:ほぅ、位置で音が変わるとは。これは愉快じゃ!太鼓を叩く手が止まらんぞ!
しずな~び:家康くんに、しずな~びのピアノの腕前を披露するなび!
家康くん:ほほう、うまいものじゃのう!さすが現代っ子じゃ。
しずな~び:ハンドベルや馬頭琴、ギターもあるから家康くんも一緒にセッションを楽しむなび!
楽器博物館は楽しみがいろいろなび
しずな~び:ここは天空ホールなび。ミニコンサート&レクチャーを行う「ミュージアムサロン」が開催されるなびよ。
家康くん:後ろの大きな木彫りの人形はなんじゃ?
しずな~び:天空ホールのシンボルで実はこれも楽器なび。ヴァヌアツの「タムタム」といって、世界最大級の太鼓なび。左右にある鳥のオブジェは反響板の役割も兼ねているなび。
家康くん:なんと!これも楽器なのか。これだけでも、見ものじゃのぅ。
ミュージアムショップでお土産をゲットするなび
「浜松市楽器博物館」の入口近くにあるミュージアムショップ「アンダンテ」で、楽器モチーフのお土産を買って帰るなび。楽器博物館オリジナルCDや書籍、民族楽器やハーモニカ、ミュージカルアクセサリーに加え、雑貨やお菓子も揃っているなびよ。音楽好きや楽器演奏家へのお土産に、訪れた記念のひとつにも、ぜひ立ち寄ってみるなび。