民間住宅ローン 利用予定者の実態調査(2013年度第2回)

公開日時: 更新日時:
2013年度第2回民間住宅ローン利用予定者の実態調査では、住宅購入時に特に重視するものを「価格・費用」「耐震性能」が最多を示しており、次いで「耐久性」が多く東日本大震災以降、災害耐性を重視している様子が窺えた。住宅取得時に耐震性能を重視すると回答した人の半数近くがコストアップしても、耐震性能を高めたいとの意見であった。

住宅取得時に重視するもの 「価格・費用」「耐震性能」が最多!

住宅取得時に特に重視するものを、前回調査と比較すると「価格・費用」「耐震性能」が最多を示している。次いで「耐久性」が多く災害耐性を重視している様子が窺えた。

立地については、「地盤が強固な土地」や「昔から陸地だった土地」に対する思いが前回同様多く見られた。省エネ性能に関しては、「コストアップしても断熱性能を高めたい」とする回答が多く寄せられている。

グラフ:住宅取得時に重視するもの 2013年6月 2013年10月

耐震性能を高めるために考えること

住宅取得時に耐震性能を重視すると回答した人の46.1%が「コストアップしても、耐震性能を高めたい」と回答。また「コストアップしても、地盤調査・地盤改良工事を行ないたい」との回答が39.7%に及んだ。

コストアップの許容範囲については、住宅取得予定総額の10%までとする人は41.5%を占めた。

グラフ:耐震性能を高めるために考えること / グラフ:耐震性能の高めるためのコストアップの許容範囲

立地(災害などに対する安全性)について重視していること

住宅取得時の条件として立地(災害などに対する安全性)を重視すると回答した人の68.1%が「地盤が強固な土地にする」と回答。次いで「(埋立地などではない)昔から陸地だった土地にする」が37.0%、「高台・台地にする」が30.1%だった。

グラフ:住宅取得時の条件として立地(災害対策などに対する安全性)について重視していること

住宅の省エネ性能を高めるために、どのようなことをお考えですか?

住宅取得時の条件として省エネ性能を重視すると回答した人の50.7%が「コストアップしても断熱性能を高めたい」と回答。また49.3%の人が「コストアップしても太陽光発電設備を設置したい」としている。コストアップの許容範囲については、住宅取得予定総額の10%までとする人が41.4%と最も多かった。

グラフ:住宅取得時の条件として省エネ性能を高めるために重視していること

編集協力 静岡情報通信

この記事がお役立ちになりましたら、お知り合いにもシェアしてください。
  • しずなび不動産コラムをfacebookでシェア
  • しずなび不動産コラムをTwitterでシェア
  • しずなび不動産コラムのLINE公式アカウント
  • しずなび不動産コラムをメールでシェア
もっと不動産について知りたい方は、
『しずなび』までお気軽にお問い合わせください。
0120-926-255 来店予約をする

受付時間/9:00〜18:00(土日祝も営業)

不動産の探し方の最新記事