はじめての不動産売却でも安心!査定の流れと進め方を徹底解説 ─ 売却のステップがまるごとわかるガイド

こんにちは!しずなび株式会社です。
不動産の売却を考えている方の中には、「査定ってどんな流れで行うの?」「何を準備すればいいの?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。査定の流れや準備を理解しておくと、安心してスムーズに売却活動を進められます。
この記事では、査定前の準備、査定方法の違い、媒介契約の種類、査定後~引き渡しまでの進め方をやさしく解説。静岡県の地域特性や、よくあるトラブル対策も紹介します。
目次
不動産査定って何をするの?売却のはじめの一歩を解説
査定とは、不動産会社が物件の状態・立地・周辺環境などを確認し、「このくらいの価格で売れそう」という見立てを提示するサービスです。一般的な流れは、相談 → 現地調査・書類確認 → 査定結果受領 → 売出価格の検討。希望金額や売却時期などの条件は遠慮なく伝えましょう。
査定額はあくまで目安。会社によって評価の視点が異なるため、2〜3社へ依頼して比較するのがおすすめです。多くは無料で対応しています。
査定を頼む前にやることは?準備しておくと安心な書類リスト
- 登記簿謄本(全部事項証明書)
- 固定資産税納税通知書
- 建築確認済証・検査済証(戸建て)
- 間取り図・測量図
- リフォーム履歴(あれば)
住宅ローン残高がわかる資料も用意しておくと、手取り見込みの試算がしやすくなります。揃っていなくても大丈夫。入手方法や代替資料は不動産会社が案内してくれます。
査定方法の種類
机上査定の特徴
公的データや過去取引事例をもとに机上で算出。手軽で結果が早い一方、建物の現況や細部は反映されにくく目安価格です。まず相場を知りたい段階に向いています。
訪問査定の特徴
担当者が現地を確認し、状態・立地・周辺環境まで評価。時間はかかるものの精度が高いため、本格的に売却したい場合におすすめです。
売却を任せるときの約束ごと「媒介契約」ってなに?
専属専任媒介契約
1社のみと契約し、自ら買主を見つけて直接取引は不可。週1回以上の報告義務があり、販売活動に力を入れてもらいやすい。「すべて任せたい」方向け。
専任媒介契約
1社のみと契約だが、自己発見取引は可。報告は2週に1回。プロに任せつつ自分でも動きたい人に適しています。
一般媒介契約
複数社に同時依頼が可能。報告義務なしのため管理は自己責任。幅広く情報を出したい、様子を見たい場合に向きます。
いずれも有効期限は最長3か月。更新や途中解約の条件は事前に確認しましょう。
査定結果が出たらどうする?確認すべき3つのポイント
- 価格の根拠を説明してくれるか
- 他社査定と差がある場合、その理由は明確か
- 希望価格と異なる場合の調整方法の提案があるか
根拠を理解できると、売出価格の意思決定に自信が持てます。金額だけでなく、説明のわかりやすさや対応も比較しましょう。
いよいよ売却スタート!内覧から引き渡しまでの流れ
- ポータルや広告などで情報公開
- 問い合わせ対応・内覧準備
- 条件・価格交渉
- 売買契約の締結
- 決済・鍵の引き渡し
内覧前は清掃・明るさ・動線を意識して第一印象を高めましょう。交渉は不動産会社が間に入って調整します。
不動産売却でよくあるトラブルと解決策
査定額と実際の売却価格の差
複数社査定で相場感を把握し、価格の根拠を提示できる会社を選ぶ。
買主との条件交渉が難航
無理をせず、仲介会社に調整してもらう。方針と譲歩ラインを共有。
契約解除のトラブル
契約前に解除条件・違約金を確認。不安点は事前に相談。
地域ごとの査定ポイント(静岡の例)
- 駅・バス停からのアクセス
- スーパー・学校・病院など生活利便施設
- 治安・環境の良さ
- 自治体の開発計画・インフラ整備
静岡市・浜松市中心部は需要が高く価格が安定しやすい一方、郊外は買い手が限定されやすい傾向があります。
不動産売却査定の基礎知識
路線価と実勢価格の違い
路線価は相続税等の指標で、実際の取引価格(実勢価格)とは異なる場合が多い。査定は取引事例や市場動向も加味して算出します。
築年数と価格
木造は築20〜25年以降で評価が下がりやすい一方、適切なメンテやリフォームがあればプラス評価も。
需要とタイミング
春・秋の転居期は動きが活発。再開発や新規商業施設の計画も影響します。
売却時にかかる主な費用
- 仲介手数料
- 契約書の印紙税
- 抵当権抹消費用(ローン残あり)
- 譲渡所得税(利益が出た場合)
まとめ
本記事は「不動産 売却 査定 流れ」の基本ステップから準備・査定方法・契約・販売・地域要素・基礎知識までを解説しました。売却は大きな意思決定だからこそ、信頼できるパートナーと二人三脚で進めることが成功の近道です。
しずなび株式会社は、静岡県の一戸建て・土地・マンションの売却査定と販売をサポートしています。まずはお気軽にご相談ください。

宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー/スムストック住宅販売士