民間住宅ローン 利用予定者の実態調査(2013年度第2回)

公開日時: 更新日時:
2013年度第2回民間住宅ローン利用予定者の実態調査では、住宅購入時に特に重視するものを「価格・費用」「耐震性能」が最多を示しており、次いで「耐久性」が多く東日本大震災以降、災害耐性を重視している様子が窺えた。住宅取得時に耐震性能を重視すると回答した人の半数近くがコストアップしても、耐震性能を高めたいとの意見であった。

民間住宅ローン

住宅金融支援機構は、民間住宅ローン利用予定者の実態調査で、今後5年以内に住宅を取得する予定の人を対象にインターネットによるアンケート調査(2013年10月)を実施。その結果を取りまとめた。民間住宅ローン利用予定者1,153件を調査対象とした。

希望する金利タイプ 固定型は僅かに減少し、変動型が増加へ!

前回調査に比べて「全期間固定型」と「固定期間選択型」の希望割合は減少し、「変動型」が増加した。

前ページの民間住宅ローン利用者の実態調査では「変動型」の利用者が41.3%を占めているのに対して、利用予定の段階では26.6%と少な目が特徴となっている。

グラフ:希望する金利タイプ 2013年6月→2013年10月

住宅ローン金利の見通し 「上昇する」は減少し「ほとんど変わらない」が増加!

今後1年間の住宅ローン金利の見通しは、前回調査に比べ「現状よりも上昇する」が50%を下回った。いずれの金利タイプ別においても「現状よりも上昇する」の減少が目立つ一方、「ほとんど変わらない」が増加している。

グラフ:住宅ローン金利の見通し

住宅の買い時意識 「今は買い時」が41.6%に減少!

住宅の買い時意識では、「今は住宅取得のチャンス(買い時)だと思うか?」との問いに対して、そう思うと回答した人は前回調査の47.2%から今回41.6%に減少した。一方「そうは思わない」は前回の15.4%から今回22.1%に増加している。

グラフ:住宅の買い時意識 今は買い時だと思う理由と住宅取得に踏み切れない理由

編集協力 静岡情報通信

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