民間住宅ローン 利用予定者の実態調査（2015年度第2回）

民間住宅ローン

住宅金融支援機構は、民間住宅ローン利用予定者の実態調査で、今後5年以内に住宅を取得する予定の人を対象にインターネットによるアンケート調査（2015年10月）を実施、このほど調査結果を公表した。調査は民間住宅ローン利用予定者1,162件を対象とした。

希望する金利タイプ 「全期間固定型」と「変動型」の希望割合が増加！

住宅ローン利用予定者が希望する金利タイプは、「全期間固定型」で36.9%（前回調査35.6%）、「変動型」で27.6%（前回調査27.0%）と前回調査に比べて僅かに増加し、「固定期間選択型」の希望割合は35.5%（前回調査37.4%）と減少した。

住宅ローン金利の見通し 「現状よりも上昇する」は減少「ほとんど変わらない」が増加！

今後1年間の住宅ローン金利の見通しでは、全体で「現状よりも上昇する」と思う割合は32.5%（前回調査38.0%）と減少し、「ほとんど変わらない」とする割合が41.7%（前回調査36.3%）と増加した。

また「見当がつかない」とする割合は17.6%（前回調査19.4%）に減少した。

住宅の買い時意識 「今は買い時だと思う」が38%に減少！

住宅の買い時意識では、「今〈今後1年程度〉は住宅取得のチャンス（買い時）だと思うか？」との問いに対して、そう思うと回答した人は前回調査の39.2%から今回は38.0%と僅かに減少した。また（買い時）だと思う理由は、「住宅ローン金利が低水準だから」が81.0%と高い割合を示した。

今は買い時だと思う理由

住宅取得に踏み切れない理由　（11項目中上位6項目を掲載）

編集協力 静岡情報通信