2017年どうなる? 静岡県西部不動産市場

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2017年どうなる? 静岡県西部不動産市場

磐田、袋井、掛川は内陸部が中心 JR新所原駅周辺の動きは未知数

写真:JR袋井駅北口の市有地を活用して、8階建ホテルの誘致計画が進む
JR袋井駅北口の市有地を活用して、8階建ホテルの誘致計画が進む

周辺市町では、JR袋井駅北口の市有地を活用したホテルの誘致計画や、JR菊川駅北側地域の開発のテコ入れなど、地域活性化の取り組みが見られるものの、昨年と比べて大きな変化はない。中村さんに取引の多いエリアを聞くと、袋井市では愛野が比較的よく、掛川市では「家代の里」で新築住宅の着工が見受けられ、葛ケ丘で中古住宅が取引されているという。磐田、袋井、掛川、菊川はいずれも内陸部と沿岸部で明暗が分かれ、東日本大震災の影響は依然として色濃い。では、湖西市はどうだろうか。

「高台の新所原はまずまずですが、鷲津や吉美は価格がダウン。JR新所原駅の整備で南北の橋上通路が完成し、南口がオープンするなど、明るい話題もありますが、活性化へとつなげるには時間が必要ですね」

地盤や利便性といった立地条件もさることながら、広くて新しい分譲地は総じて好調だ。「分譲地の価格は値崩れしていません。それだけ人気があるということ。特に市街化区域の用途地域内は値が下がらないので、気に入った分譲地があったら、迷わず購入するべきだと思います」と中村さん。静岡県西部では戸建て志向が強く、土地から探す人が多い。高齢社会を見据え、高齢者のニーズに対応した住宅のビジネスモデルの登場も待たれている。

未来創造『新・ものづくり』特区」と工場用地

表:未来創造『新・ものづくり』特区」と工場用地

高速交通に抜群のアクセス

(新東名高速道路スマートICから約5分)

企業集積地域に隣接

(都田テクノポリス、浜北新都市などに約80社)

造成完了時期/ 2021年度末造成完了予定(2016年度一部分譲開始予定)
用途 市街化区域編入予定(工業専用地域)
標高 約90~100m
現況 畑
建蔽率 60%
容積率 200%

交通アクセス

新東名高速道路 浜松SAスマートICまで 2km(5分)
新東名高速道路 浜松浜北ICまで 7km 15分
東名高速道路 浜松西ICまで 11km 25分
東名高速道路 浜松ICまで 12km 30分

産業の集積と雇用の促進によって人口の増加が見込まれる都田・三方原地区

写真:造成工事や道路整備が進む第三都田地区
造成工事や道路整備が進む第三都田地区
写真:都田地区工場用地に進出するスズキ株式会社(建設中)
都田地区工場用地に進出するスズキ株式会社(建設中)

写真:ヤマハ発動機株式会社都田事業所
ヤマハ発動機株式会社都田事業所

編集協力 静岡情報通信

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