東日本大震災や大型台風、円高など苦難の続いた2011年は不動産市場も低迷し、静岡県西部の地価も全体に下落傾向だった。 2012年は一転、回復してくことが予想される。土地の仕入れ値が安くなっているため価格も手頃。ただし、人気の立地の物件は すぐに売れてしまうので早期に手を打つことが重要だ。

どうなる!?2012年不動産の地価と市場動向「手頃な値段で好物件を買うチャンスの年!?」

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待たれる中心部の活性化、松菱跡地の再利用がカギ

近隣では、磐田市の分譲地が好調であるほかは、袋井、掛川、湖西ともに続落。特に値下がりが大きいのが湖西市で、域内での引き合いが少ない上に、豊橋方面からの転入も減りつつある。磐田市の土地購入情報はこちら

商業地では浜松市中心市街地の空洞化が懸念される。これまでビルが建っていたところが駐車場になったり、売物件が目に付くようになった。
中村さんは次のように語る。「オフィスやテナントの借り手がないばかりか、中央や伝馬町で売物件が出るなど、よくない兆候が表れています。東京都心では外国人が投資目的で購入する動きもありますが、浜松ではそれもない。昨年秋にオープンした遠鉄百貨店新館以外、目新しい話題に乏しい状況が続いています。静岡市のように複数の店舗が競争・協力して取り組まないと刺激や魅力は生まれないのではないでしょうか。松菱跡地をどうするかが活性化のカギになると思います」

5年前に改正中心市街地活性化法が施行され、にぎわう地域を中心街に集めていくコンパクトシティーの取り組みが全国各地で始まったが、街中居住は思うように進んでいない。さらに、賃貸市場も冷え込んでいる。新築賃貸マンションは入居が見込めるものの、築年数を経た賃貸マンションは集客が厳しい状況。リノベーションで居住性やインテリア性を高めるなど新しい工夫も見られるが、家賃相場は依然として下向きだ。
「企業の業績が悪化し、以前のように派遣社員や外国人労働者を雇わなくなったため、賃貸マンションの需要が大幅に減りました。これに加えて、将来への不安から借りていた部屋を出て実家へ戻ったり、親と同居したりして、住居費を切り詰めるようになった。家賃を払ってでも住みたいと思わせる賃貸物件の登場が待たれますね」と中村さん。

遠鉄浜松駅と秋にオープンした遠鉄百貨店新館
遠鉄浜松駅と秋にオープンした遠鉄百貨店新館
遠鉄浜松駅と秋にオープンした遠鉄百貨店新館

解体工事がまたれる旧松菱百貨店
解体工事がまたれる旧松菱百貨店
日管(中区池町)が買い取ることになった「ザザシティ浜松中央館」の商業区画
日管(中区池町)が買い取ることになった
「ザザシティ浜松中央館」の商業区画

静岡県がまとめた『平成23年浜松市の新設住宅着工戸数』(グラフ)によると、持家は1月、6月、8月を除いて200戸台にとどまり、分譲住宅も100戸を上回った月はわずか。貸家に関しては1月の321戸から大幅に減少し、統計最後の9月は37戸と伸び悩んでいる。

平成23年浜松市の新設住宅着工戸数(グラフ)※静岡県公式ホームページより抜粋

編集協力 静岡情報通信

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