最新技術でかしこくエコライフ。スマートハウスを見に行こう!
プレ葉ウォーク浜北から徒歩4分の分譲地「ユートリオ貴布祢」にこのほど完成したトヨタホームのスマートハウス「SINCE asuie (シンセ・アスイエ)」。
「ユートリオ貴布祢」に県内初のスマートハウス展示場がオープン
外出先からでもスマートフォンを使って、エアコンのオン・オフやお風呂の湯張りなどが操作できる。
“家族がツナガル。未来とツナガル”をコンセプトにトヨタホームが開発したスマートハウス『SINCE asuie』。
今年5月19日、静岡県内初の同社のスマートハウス展示場が「ユートリオ貴布祢」(浜松市浜北区)に誕生した。外観は鉄骨ラーメン構造の強靭なユニットを組み合わせたスマートハウスにふさわしい先進的なデザインだ。浜北店店長の榑林修己さんは次のように説明する。
「『SINCE asuie』はHEMS、太陽光発電、エコキュート、非常時給電システム、セントラル換気システム、EV・PHV充電器、かざすだけで施錠や解錠ができるラ・ロックを標準装備しています。オープン以来、スマートハウスに関心のある100組以上のお客様にご来場いただき、お手持ちのスマートフォンなどを使ってHEMSの使い勝手を体験していただいています」
充電状況や走行可能距離をHEMSモニターでチェック
EV(電気自動車)やPHV(プラグイン・ハイブリッド車)との連携はトヨタホームならではのもの。展示場の玄関前に設置されたEV・PHV充電器はスマートな形状で、前面をスライドさせると中にケーブルやコネクターが収められている。駐車スペースが建物から離れている場合でも、自立式(オプション)なので自由に設置できる(クリーンエネルギー自動車等導入費補助事業の補助対象・2012年度の補助金額は最大13万円)。充電は料金の安い深夜に行うようにHEMSでコントロール。家庭内のHEMSモニターで充電状況や走行可能距離、バッテリー残量を確認できるほか、クルマの冷房もエンジンをかけずにHEMSモニターから家の電気でONにできる。
榑林さんは「災害による停電時でも生活に最低限必要な電気を蓄電池などの外部電源から得られるので安心。また、弊社のHEMSは突然のブレーカー落ちを防ぐピークカット機能も備えています」と語る。クルマが生活の足である県西部では、住まいとクルマはワンセットだ。より少ない電気を上手に配分する暮らしがもうそこまで来ている。
目標を設定して楽しくエコ。 スマートフォンとの連携も
太陽光発電、エコキュート、エアコン(HA対応機)の操作モニターがひとつにまとまったHEMSモニターはコンパクトですっきり。各部屋の電気使用状況、毎月の水道光熱費の予測、前月との比較はもとより、目標設定機能を使えば楽しみながら省エネや節電に取り組むことができる。さらに「トヨタスマートセンター」を通じたスマートフォンとの連携にも注目しよう。エアコン(HA対応機)やガス床暖房などを外出先のスマートフォンから簡単操作。帰宅前の室温調整やエコキュートのお湯張り予約が可能で、いつでもどこでも最適な環境にモバイルコントロールできるのがポイントだ。
「HA対応の電気錠であれば玄関の戸締り確認もOK。閉め忘れたかなと思ったらスマートフォンでチェックし、その場で施錠できます。また、自分が外出時に家族が帰宅すると、玄関が解錠されたことをメールで知らせる便利な機能もあり、お子様の帰宅を確認できるとご好評いただいています」と榑林さん。
トヨタホームでは『SINCE asuie』のほかに、全館空調システム「スマート・エアーズ」を搭載した『SINCE feelas(シンセ・フィーラス』も発売。進化し続ける同社のスマートハウスから目が離せない。
編集協力 静岡情報通信