いま住宅ローン金利が長期金利の低下を背景に急速に下がり、史上最低水準に達している。住宅ローンの金利低下は、マイホームの購入を考えている人にとって非常にお買い得なタイミングである。

今こそ借り時!住宅ローン金利 史上最低水準に!

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固定金利選択型10年 1%台前半で利用可能に!

いま住宅ローン金利が、長期金利の低下を背景に急速に下がり、史上最低水準に達している。

「フラット35」は、8月の適用金利が、主力の21年以上35年未満は取扱金融機関の最低金利が1.84%と前月比で0.1%低下。また20年以下も1.56%と前月に比べて0.06%下がった。35年返済が可能な固定金利型住宅ローンで、2%を切ったのは先月につづいて2カ月連続。2003年に「フラット35」が始まって以来だ。

民間住宅ローンでも、固定期間選択型や全期間固定金利型の金利も大幅に下がっていて、店頭表示金利よりさらに低い引下げ金利は史上最低水準に達している。

例えば固定期間選択型では、固定期間10年ものの引下げ後の金利を1.35%とするメガバンクがあるほか、信託銀行の中には1.25%とするところもある。

長期金利の指標である新発10年物国債利回りの金利低下を背景に、住宅ローン金利も史上最低水準に。

変動金利は引下げ後0.875%も!

住宅ローン利用者のおよそ半数が利用する変動金利型は、店頭表示金利の2.475%に対して、引下げ後の実質金利を1%前後とする銀行がほとんど。メガバンクの中には引下げ後の金利を0.875%~と表示するところもあり、銀行間の競争の激しさを物語っている。

フラット35Sエコ 引下げ後の金利1.14%に

住宅ローンの金利低下は、これからマイホームの取得を考えている人には朗報だ。

1年前と比較すると「フラット35」の場合、返済期間21年以上で取扱金融機関の最低金利が2.35%だったものが、今年8月の融資金利は1.84%に低下した。この水準では、例えば3,000万円を35年間借りると、毎月返済額は昨年より7,918円少なくて済む。年間にするとおよそ95,016円も少なくて済む計算だ。(図表参照)

しかも「フラット35S〈優良住宅取得支援制度〉」を利用すると、2011年度補正予算に伴う措置により2012年10月31日までの申し込みには0.3%~0.7%の金利引下げが行われている。これを計算に入れると、フラット35Sエコ(金利Aプランの場合)は当初5年間はなんと1.14%、6年目以降20年目まで1.54%という低い金利になる。

長期固定でありながらこれほど低い金利は民間住宅ローンの中には見当たらない。この制度が利用できるのも10月末日まで。しかも「フラット35S」には予算金額があり、予算金額に達する見込みとなった場合は、期間中であっても受付を終了するので、近々マイホームの取得を検討している人にはラストチャンスと言える。

フラット35は、完済まで金利が決まっている固定金利型ローンだから、借入れ後に予想外の金利上昇や返済額の増額などのリスクがないので安心して利用できるだろう。

フラット35の金利は返済期間21年以上の場合、1年前の最低金利2.35%よりさらに低下し1.84%に。

民間住宅ローン金利(固定期間選択型10年)の場合も、約1年前の住宅ローン金利3.85%が3.55%に低下

フラット35の1年前の金利で比較をすると年間の返済額は95016円もの差額が!

住宅支援策を利用して住まいを手に入れるラストチャンス

フラット35S(優良住宅取得支援制度)を利用して省エネルギー性住宅や耐震性・バリアフリー性に優れた住宅を取得する場合、さらに金利が-0.3~0.7%も下がるので検討中の方にはチャンスだ。(

フラット35S エコ・金利Aプランで試算した場合、当初5年間の金利が1.84%から1.14%に!

53.5%の人が利用するさらにお得な変動金利

一方、民間住宅ローンで最も人気の高い変動金利型は2012年6月現在53.5%(住宅金融支援機構調べ)の人が利用している。

最大の魅力は1%前後という低い金利だ。金利の変動は景気に左右されるため、欧州問題を抱える世界的不況下では当分の間、金利の上昇はないだろうと、あえて固定から変動に移行する人もあるという。

例えば、前述の3,000万円を引下げ後の変動金利0.875%で借りた場合、毎月の返済額は82,949円、年間返済額は995,388円だ。(図表参照)低金利がこのままつづけば、前述の「フラット35S」より返済額は低く抑えられる。
しかし住宅ローンは最大35年返済もの長丁場。将来的には金利上昇リスクを伴うが、金利上昇時には早めに固定に乗り換えるなどの柔軟な対応を考えておく必要はあるだろう。

民間住宅ローンで最も人気の高い変動金利型は2012年6月現在53.5%(住宅金融支援機構調べ)の人が利用しており、このまま低金利が続けばフラット35Sより返済がが低く抑えられることも。

編集協力 静岡情報通信

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