不動産最新ニュース <2014年1月>
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住宅ローン遠州信用金庫が無担保住宅ローンの取扱いを開始!
マイホームの購入・リフォーム・借換えに最高1,000万円を融資。
遠州信用金庫(本店:浜松市中央区中沢町)は、1月14日から変動金利型の無担保住宅ローンの取扱いを開始した。
「少しだけ住宅ローンを利用したい」「現在利用中の住宅ローンを見直(借換)したい」といったニーズに、簡単な手続きだけで利用できるようにした。
融資額は最高1,000万円で住宅の新築・購入や増改築資金等にあてることができる。事務手数料を不要としたうえ、審査時に提出する書類が少ないことから審査時間が短くて済むという特徴がある。一般の住宅ローンで3~5日間ほど掛かっていた審査は同ローンだと1~2日で完了する。保証人が不要なほか無担保なので抵当権の設定も必要ない。
利用条件は、申込み時の年齢が満20歳以上70歳未満で、最終返済時の年齢が満80歳以下、給与所得者の場合は勤続年数が2年以上(事業主は営業3年以上)または公的年金受給者で安定継続した収入があり年収100万円以上あれば利用できる。返済期間は最長20年、金利は変動金利年1.655%(保証料含む)となっている。
また団体信用生命保険加入(同金庫負担)のほか、希望により8大疾病補償付住宅ローンの利用も可能だ。3月31日までに申し込めば金利に0.15%上乗せで利用できる。
詳しくは遠州信用金庫(相談センター:0120-046-022)まで。
住宅ローン「フラット35」1月は過去最低水準の金利を維持
返済21年以上で最低金利は1.80%。返済20年以下は最低金利1.52%
住宅金融支援機構が民間金融機関と連携して提供する長期固定金利の住宅ローン「フラット35」の適用金利が返済期間21年以上35年以下で最低金利が1.80%と前月比横ばいで、過去最低水準を維持した。
返済期間20年以下あの最低金利は1.52%で先月を上回った。返済期間が最長50年の「フラット50」は金利幅が最低2.49%~最高3.24%で先月を0.03ポイント上回った。
■ 返済期間21年以上35年以下の金利幅
☆1月の金利幅 1.800%〜2.490%
(取扱金融機関が提供する金利で最も多いのは1.800%)
■ 返済期間20年以下の金利幅
☆1月の金利幅 1.520%〜2.210%
(取扱金融機関が提供する金利で最も多いのは1.520%)
2013年度補正予算案先導的長期優良化リフォームに最大200万円を補助
「好循環実現のための経済対策」に5兆4,956億円 2013年度補正予算案を閣議決定
政府は、12月12日の臨時閣議で経済対策を実行するための補正予算案を閣議決定した。
政府全体では5兆4,956億円(うち国交省予算1兆151億円)の規模で、住宅の長寿命化に対する先導的リフォーム支援や住宅金融支援機構の「フラット35」における頭金なし融資(10割融資)などに67億7,700万円を計上。また、家庭用燃料電池(エネファーム)の導入補助や、ネット・ゼロ・エネルギー住宅・ビルのための高性能設備機器導入支援などに350億円、木材利用ポイントの延長やCLT(直交集成板)の早期実現化支援などに155億円を計上した。
また、消費税引き上げに伴う現金給付「すまい給付金」に1,600億円、東日本大震災被災者の住宅再建に伴う現金給付「住まいの復興給付金」に250億円と合計1,850億円を給付金にあてた。
「先導的リフォーム支援事業」は、既存住宅の質の向上などを図るため、住宅の長寿命化に資する一定の工事を行なうものに一戸あたり最大200万円を補助する。具体的には、リフォーム後に一定以上の耐震性能を満たし、(1)劣化対策、(2)耐震性能、(3)維持管理・更新対策、(4)省エネ性能、(5)バリアフリー性能(共同住宅のみ)に係るリフォームなど、先導的な取り組みを行うものを対象とする。
長期優良化リフォーム工事に要する補助率は1/3で、(1)~(5)の全てを満たすものに最大200万円/戸、(1)~(5)のいずれかの項目についてその内容に先導性があるものついては最大100万円/戸を補助する。
編集協力 静岡情報通信