2013年度住宅市場動向調査結果「景気の先行き感」や「家計収入の見通し」が改善
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住宅ローン分譲戸建・マンション購入者の70%以上が住宅ローンに依存
民間金融機関をはじめ、住宅金融支援機構提携ローン(フラット35)や勤務先などからの借入金を有する世帯の割合は、注文住宅(新築)が74.0%、分譲戸建住宅と分譲マンション取得世帯がそれぞれ73.3%と75.3%。中古戸建住宅と中古マンション取得世帯でそれぞれ55.3%と52.5%となっている。注文住宅(建替え)では30.5%と最も少なかった。
住宅ローンの有無
住宅ローン減税制度の適用新築取得者の85%以上が利用
住宅ローンを有する世帯のうち、住宅ローン減税制度の適用を受ける割合は、受ける予定も含め、注文住宅で86.2%、分譲戸建住宅と分譲マンションでそれぞれ87.3%と85.4%といずれも高い割合を示しているのに対して、中古戸建住宅と中古マンションではそれぞれ55.3%と60.7%と相対的に少なくなっている。
住宅ローン減税制度適用の有無
返済期間新築取得者で30年程度が平均
住宅ローンなどの借入金の返済期間は、注文住宅、分譲戸建住宅、分譲マンションの取得世帯において30年程度となっており、中古戸建住宅、中古マンションの取得世帯では25年弱となっている。
返済期間
年間返済額新築取得者で年間110〜120万円
注文住宅、分譲戸建住宅、分譲マンションの取得世帯において、住宅ローンがある世帯の年間返済額は110~120万円程度、世帯年収に占める返済負担率は19%弱~20%程度となっている。また中古戸建住宅、中古マンションの取得世帯においては、年間支払額は90~100万円程度で返済負担率は18%前後となっている。
住宅ローンの年間返済額
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