省エネ住宅ポイント(住宅エコポイント) 3月10日から受付け開始!

公開日時: 更新日時:
2014年3月から受付が開始される省エネ住宅ポイント制度では、「新築」や「エコリフォーム」に対して、ポイントが付与され、省エネ・環境配慮商品や地域産品などと交換できます。

耐震改修に1戸あたり15万ポイント
既存住宅の購入・リフォームに10万ポイントを加算

対象住宅の性能要件やポイント数は、新築がトップランナー基準の一戸建て、一次エネルギー消費量等級5の性能を有する住宅(木造住宅は等級4)で1戸あたり300,000ポイントを発行する。

エコリフォームは(1)窓の断熱改修として窓の大きさに応じて3,000~20,000ポイント、(2)外壁、屋根・天井、床の断熱改修では部位に応じて18,000~120,000ポイント、(3)設備エコ改修(エコ住宅設備3種類以上)では設備の種類に応じて3,000~24,000ポイント、さらに上記の(1)~(3)のいずれかに伴う (a)バリアフリー改修、(b)エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム、高断熱浴槽、節水型トイレ、高効率給湯機、節湯水栓)、(c)リフォーム瑕疵保険への加入、(d)耐震改修工事(1戸あたり150,000ポイント)などに対してもポイントを付与する。工事の内容によっては前回の「住宅エコポイント」より1〜2割増額されているのが今回の特徴だ。(次ページ図表参照)

また既存住宅の購入に伴うリフォームについては、’14年12月27日以降に売買契約を締結し、契約後3ヶ月以内にエコリフォーム対象工事の工事請負契約をした場合には100,000ポイントを上限にポイントを加算する。

表:(1)窓の断熱改修のポイント数

1箇所あたりのポイント数 × 施工箇所数のポイント数を発行
※1 ガラス交換は、交換するガラス1枚あたりにポイント発行
※2 内窓または外窓のサッシの枠外寸法を測定
※3 ガラスの寸法を測定

イラスト:窓の断熱改修詳細(ガラス交換・内窓設置・外窓交換)

表:(2)外壁、屋根・天井または床の断熱改修の場合のポイント数

※最低使用量以上の断熱材を使用する改修について、施工部位ごとに1戸あたりのポイント数。
※()内は部分断熱の場合の発行ポイント数。

イメージ:外壁、屋根・天井または床の断熱改修

写真イメージ:外壁の断熱改修・天井の断熱改修詳細

表:(3)設備エコ改修のポイント数

・5種類のエコ住宅設備のうち、3種類以上を設置する場合にポイントを発行
・設置台数にかかわらず、改修を行った設備の種類に応じたポイント数の合計を発行。

※3種類未満のエコ住宅設備の設置については【(1)窓の断熱改修】または【(2)外壁、屋根・天井または床の断熱改修】に併せて実施する場合のみ対象となります。詳しくは【(4)-B.エコ住宅設備の設置】参照。

 写真:設備エコ改修対象のエコ住宅設備[太陽熱利用システム] [節水型トイレ][高断熱浴槽][高効率給湯器][節湯水栓]

表:(4)-A バリアフリー改修を行う場合のポイント数

・【(1)窓の断熱改修】【(2)外壁、屋根・天井または床の断熱改修】または【(3)設備エコ改修】と併せて行うバリアフリー改修について、箇所数にかかわらず施工内容に応じたポイントを発行。
・バリアフリー改修の発行ポイント数は、上限6万ポイント。

表:(4)-B エコ住宅設備を設置する場合のポイント数

・5種類のエコ住宅設備のうち、3種類未満の設備を【(1)窓の断熱改修】または
【(2)外壁、屋根・天井または床の断熱改修】と併せて行う場合にポイントを発行。
・設置台数にかかわらず、改修を行った設備の種類に応じたポイント数の合計を発行。

写真イメージ:リフォーム工事の例(手すりの設置・段差解消・廊下幅等の拡張)

タイトル:(4)-C・D リフォーム瑕疵保険・耐震改修のポイント数

表C:リフォーム瑕疵保険 1契約あたり11,000ポイント

(1)~(3)、(4)-A・B・Dの工事に対して、国土交通大臣が指定する住宅専門の保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人)が取り扱うリフォーム瑕疵保険に加入した場合。

表D:耐震改修のポイント数 1戸あたり150,000ポイント

(1)1981年5月31日以前に着工された住宅において行う工事。
(2)従前は現行の耐震基準に適合しない住宅を現行の耐震基準に適合させる工事。


表:(5)既存住宅購入加算ポイント数 他のエコリフォーム※1で発行されるポイント合計数と同数 上限: 100,000 ポイント

既存住宅の購入に伴い、エコリフォームする場合に加算するポイント。
2014年12月27日以降に売買契約を締結し、売買契約締結日から、エコリフォームの工事請負契約締結日の期間が3ヶ月以内の場合にポイントを発行。

※1 (1)窓の断熱改修、(2)外壁、屋根・天井または床の断熱改修、(3)設備エコ改修および (4)(A.バリアフリー改修、B.エコ住宅設備の設置、C.リフォーム瑕疵保険への加入、D.耐震改修)
※出典:国土交通省「省エネ住宅ポイントについて」より

編集協力 静岡情報通信

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