物件購入時、不動産会社はどんなことをしてくれる?

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不動産物件の購入を希望する買主様のために不動産会社は幅広い業務を行っています。 不動産の専門知識はもちろん、豊富な経験で買主様をサポートしてくれる重要な存在です。 今回は、不動産会社が買主様のために行うおおまかな業務をご紹介します。

満足度の高い物件購入のため不動産会社ができること

不動産物件の購入を希望する買主様のために物件情報や売買契約の手続き以外にも、不動産会社は幅広い業務を行っています。 不動産会社の実力のある担当者は机上で学べる専門知識はもちろん、不動産売買の場数を踏むことで身につけた豊富な経験で買主様をサポートしてくれます。 今回は、不動産会社が買主様のために行う業務を一通り見てみましょう。

不動産会社の仕事

物件情報の掲載

買主様の多くが、インターネットを使った情報検索から物件探しをスタートさせます。見つけ出した情報の中から希望に近い物件を絞り、不動産会社に問い合わせる流れが一般的です。 そのため、不動産会社はサイト上の情報を定期的に更新し、新しい情報を提供しています。

最近ではインターネットを使った情報検索から物件探しをスタートされる方が多く、 そこから不動産会社に問い合わせる流れが一般的です。  そのため、不動産会社ではサイト上の情報を定期的に更新し、新しい情報を提供しています。

物件紹介

買主様から問い合わせを受けた不動産会社の担当者は、求めに応じてさらに詳細な情報を迅速に提供します。ご質問があれば、丁寧にわかりやすく回答できるように日々物件についての情報を得るようにしています。 ただ、買主様が関心を示した物件の情報を提供するだけが不動産会社の仕事ではありません。専門知識と経験を持ったプロとして買主様の目や足の役割を担うことになります。 何しろ、不動産は他の商品とは違って1つとして同じものがありません。中古物件であれば経年による変化が物件ごとに異なるのが当たり前です。また、権利関係が複雑に絡み合っている不動産も少なくありません。そのため、物件選びを買主様だけに任せてしまっては、効率的で満足の行く結果になりません。

ヒアリング

不動産会社は物件紹介と同時に買主様のご要望を伺います。買主様のご希望や、購入を目指す背景を掘り下げ、買主様の代理として動けるようにするための準備です。 そうして不動産会社の担当者は買主様の立場から満足のいく家や土地をお届けできるよう、不動産探しに従事します。 またヒアリング内容をもとに買主様にとって購入にメリットがあるのかどうかを見極めるのも不動産会社の大切な役目です。丁寧なヒアリングの結果、買主様の資金面や生活スタイルなどに照らして購入すべき段階ではないとアドバイスすることもあります。

物件見学

買主様にとって気になる物件が絞られてきたら、不動産会社の担当者が物件見学(内見)を手配します。必要であれば現地を下見したり、売主様の事情を前もって調べたりします。 見学当日に売主様が立ち会うケースでは、よい雰囲気づくりを心がけるのも担当者の仕事です。また、不動産のプロとして物件の良い点・悪い点に目を配り、買主様のために物件や周辺状況を吟味します。 プロがチェックするポイントは多岐にわたります。玄関ドアの閉まり具合から、内装の状況、水回り、一戸建てなら屋根や外壁など。家の外の人通りとプライバシー、近隣の迷惑施設の有無など、広い視野で物件を見てくれる点も買主様にとって頼もしいでしょう。 買主様が売り出し価格の妥当性を知りたければ、周辺の類似物件とも比較しながら説明します。

資金計画

買主様に気に入った物件があり、その物件の購入にメリットがある場合は、資金計画も詰めていきます。不動産会社の担当者が、買主様の現在の経済状況と将来のライフイベントなどを考慮し、月々のローン返済額や借入総額を見積もります。

売主様との交渉

買主様が購入の意思を固めたら、担当者は、売主様や売主様から仲介の依頼を受けている不動産会社との交渉に入ります。交渉では専門的な知識と経験が物を言います。不動産の素人である買主様にとって、不動産会社の力を最も頼りたくなる場面でしょう。 買主様の希望をよく理解している担当者は、買主様と売主様の両者が納得できる着地点を目指して交渉を進めます。 購入までに必要以上の時間がかかったり、費用がかさんでしまったりしないように、信頼できる不動産会社をパートナーに選びましょう。

住宅ローンの申し込み

売主様との交渉が順調に進むと、不動産会社は買主様に住宅ローンを提案します。 各金融機関のローン商品のメリットとデメリットを挙げ、長期的な視点から無理のない最適なプランを買主様に示します。

不動産売買契約の締結

売買契約を結ぶ際、買主様は契約書や重要事項説明書の内容をしっかりと理解する必要があります。そのため、不動産会社の担当者は契約書をただ読み上げるだけでなく、法律用語に頼らない平易な言葉での説明を心がけます。

物件の引き渡し

住宅購入の最終段階が引き渡しですが、地域に根を張った良心的な不動産会社は引き渡しが買主様との長いお付き合いの始まりと考えています。 そのような考えをもつ不動産会社は、売買の残代金、諸費用の支払い、名義移転の登記などを完了して物件が買主様のマイホームになった後も、何かお困りのことがないですかと気遣うものです。

不動産会社のサポートは不可欠

投資家でもない一般の買主様にとって、不動産を購入する機会は一生のうちに何回もあるものではありません。当然ながら、専門知識や経験を身に付けることはできません。 だからこそ、満足度の高い売買契約のためには、不動産会社のサポートが必要です。不動産会社の担当者は常に新しい情報と知識を取り入れ、地域にアンテナを張り、買主様におすすめできる物件を探しています。

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