「既存住宅流通量推計結果」によると、中古住宅を選ぶ人の割合は年々増加しており、購入時に消費税がかからない事やすまい給付金・住宅ローン減税の適用などがメリットとしてあげられる。

中古住宅に熱い視線!

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年々増加する中古住宅流通市場 2012年は総住宅流通量の36.3%に!

取得理由の第1位は「希望のエリアの物件だったから」

新築に比べて地味な中古住宅。しかし近年中古住宅の人気が少しずつ高まっている。社団法人不動産流通経営協会が5月に発表した「既存住宅流通量推計結果」によると、中古住宅を選ぶ人の割合が年々増加し、2012年時点で総住宅流通量およそ138万6千件のうち50万3千件(36.3%)に及ぶことがわかった。

また同協会がまとめた「2014不動産流通統計ハンドブック」によると、消費者が中古住宅を取得した理由について、1位が「希望のエリアの物件だったから」が68.8%。2位が「手ごろな価格だったから」が52.6%。3位が「良質な物件だったから」が47.3%とつづいた。新築に比べて手ごろな価格はもちろんのこと、立地条件や品質の良さが購入の動機につながっているようだ。取得理由の中には「新築にはこだわらない」「リフォームするつもりだった」とするものもあり、最初から割り切って中古住宅を購入するケースも見られた。

このように年々流通量が増す中古住宅。ここでは、中古住宅を購入する際に知っておきたい税制上のメリットや各種の支援措置を紹介しよう。

グラフ:FRK 既存住宅流通量 (2008年9月のリーマン・ショックを境に新築・中古ともに流通量が減少したものの、この時点から中古住宅に占める割合が一気に膨らんだ。)
※2012年の FRK 既存住宅流通量は速報値。
※既存住宅流通比率=FRK 既存住宅流通量/(新築着工総数+FRK 既存住宅流通量)
※FRK 既存住宅流通量とは、「民事・訟務・人権統計年報」(法務省)における建物売買による所有権移転個数をもとに推計した個人・法人により取得され、所有権移転が行なわれた回数。
出典:社団法人不動産流通経営協会「既存住宅流通量推計結果」より

既存住宅を取得した理由(2013年調査 N=709 複数回答)

グラフ:既存住宅を取得した理由
出典:社団法人不動産流通経営協会「2014不動産流通統計ハンドブック」より

【購入する時】 中古住宅は消費税がかからない(業者の再販物件を購入する場合や仲介手数料を除く)

消費税は2014年4月に5%から8%へ引き上げられた。2015年10月には10%になる見込みだ。しかし、消費税は事業者が提供する商品やサービスに対して課税されるので、個人が売主である中古住宅の場合は消費税は課税されない。新築住宅を購入するときの消費税は、建物価格(土地は非課税)の8%にも及ぶので、中古住宅購入のメリットは極めて大きいといえる。

ただし、不動産会社が売主となって中古住宅を売却しているケース(再販物件)の場合では、建物部分の価格に対して消費税が加算される。また不動産業者の仲介によって取引される物件では仲介手数料(取引価格の3%+6万円)に消費税がかかるので覚えておこう。

イラスト:個人間売買では消費税は課税されません!

編集協力 静岡情報通信

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