民間住宅ローン 借換の実態調査(2014年度)
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民間住宅ローン
住宅金融支援機構は、2013年11月から2014年10月までの一年間に住宅ローンを借換した人を対象に、借換による住宅ローンの金利タイプの変化、借換理由などについてインターネットによるアンケート調査を実施、その結果を公表した。調査結果は、借換をした940件を対象とした。
金利タイプ 借換後は、「固定期間選択型」が40.5%を占め最多!
住宅ローンを借換えた人の借換後の金利タイプは、「固定期間選択型」が最も多く40.5%、「変動型」がそれよりやや少なく37.6%、「全期間固定型」は21.9%だった。
月ごとの推移では、2014年3月以降は「固定期間選択型」と「変動型」の利用割合がほぼ拮抗していたが、同年10月は「変動型」が50%と大幅に上昇した。
借換後の金利タイプ
借換までの期間 「5年超10年以内」に借換が33.5%!
借換までの経過期間は、全体では33.5%の人が「5年超10年以内」と回答している。
借換前の金利タイプ別にみると、「全期間固定型」では29.8%、「固定期間選択型」では39.5%、「変動型」では29.9%の人が経過期間「5年超10年以内」に借換えた。また「変動型」では「3年以内」の借換が32.6%と最も高くなっている。
借換までの経過期間
年齢層が高くなるほど「変動型」への借換割合が上昇
また借換による金利タイプを、年齢別みると、年齢層が高くなるほど「変動型」への借換割合が上昇する傾向にある。
年齢階層別
借換理由 「金利低下」と「返済額減少」が多数
借換理由は、「金利が低くなるから」が64.6%、「返済額が少なくなるから」が51.6%といずれも過半を超えた。
また借換によって金利が低下した人は全体の93.2%あり、このうち28.2%の人が「0.5%〜1.0%」金利が低下した。
編集協力 静岡情報通信