民間住宅ローン 利用予定者の実態調査(2014年度第2回)

公開日時: 更新日時:
2014年度第2回の民間住宅ローン利用予定者の実態調査では、住宅ローン金利が低水準な事を理由に住宅取得のチャンスだと考える人が増加しており、今後1年間の金利の見通しについてもほとんど変わらないとする意見が多数派となっている。

民間住宅ローン

住宅金融支援機構は、民間住宅ローン利用予定者の実態調査で、今後5年以内に住宅を取得する予定の人を対象にインターネットによるアンケート調査(2014年10月)を実施、その結果を取りまとめた。民間住宅ローン利用予定者1,016件を調査対象とした。

希望する金利タイプ 「固定型」「変動型」が増加し、固定期間選択型は減少!

希望する金利タイプは、前回調査で最も多かった「固定期間選択型」が36.2%(前回42.9%)で6.7ポイント低下した。

一方、「全期間固定型」の希望割合は34.3%(前回32.3%)と2ポイント増加。また「変動型」も29.5%(前回24.8%)と4.7ポイント増加した。

グラフ:希望する金利タイプ 2014年6月調査→2014年10月調査

住宅ローン金利の見通し 全ての金利タイプで「ほとんど変わらない」が増加!

今後1年間の住宅ローン金利の見通しでは、「現状よりも上昇する」と思う割合は全体で36.8%(前回調査41.7%)と4.9ポイント低下した一方、「ほとんど変わらない」と思う割合は全体で41.3%(前回調査38.0%)と3.3ポイント増加した。また「現状よりも低下する」と思う割合は、全体で5.6%(前回調査4.9%)と少ない状況が続いている。

グラフ:住宅ローン金利の見通し

住宅の買い時意識 「今は買い時だと思う」が46.3%に増加!

グラフ:住宅の買い時意識 今は住宅取得のチャンス(買い時)だと思うか?

住宅の買い時意識では、「今は住宅取得のチャンス(買い時)だと思うか?」との問いに対して、そう思うと回答した人は前回調査の42.2%から今回46.3%に増加した。また(買い時)だと思う理由は、「住宅ローン金利が低水準だから」が74.3%と高い割合を示した。

今は買い時だと思う理由

グラフ:住宅の買い時意識 今は買い時だと思う理由

住宅取得に踏み切れない理由 (11項目中上位6項目を掲載)

グラフ:住宅の買い時意識 住宅取得に踏み切れない理由(11項目中上位6項目を掲載)

編集協力 静岡情報通信

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