2014年度住宅市場動向調査(結果) 注文住宅「太陽光発電」の整備率42%に上昇!

公開日時: 更新日時:
太陽光発電装置は、注文住宅の整備率が上昇し42.7%に、また分譲戸建住宅の整備率も上昇の傾向が見られ、整備率は15.4%となっている。

国土交通省は3月26日、「2014年度住宅市場動向調査」の結果を取りまとめ公表した。調査は2013年度に、全国で自分自身が居住する目的で住宅を取得した人などを対象に、世帯主への郵送や訪問留め置き調査により行われた。今回の調査では、特に特徴的な結果が出た項目として「太陽光発電装置」の整備率の上昇が報告された。

省エネ設備太陽光発電装置の整備率が注文住宅で42.7%に上昇

省エネ設備が整備されている割合についてみると、「二重サッシまたは複層ガラスの窓」は、注文住宅で78.6%、分譲戸建住宅で50.9%、分譲マンションで47.2%だった。「太陽光発電装置」は、注文住宅の整備率が上昇し42.7%に、また分譲戸建住宅の整備率も上昇の傾向が見られ、整備率は15.4%となっている。

省エネ設備

二重サッシまたは複層ガラスの窓(複数回答)

グラフ:省エネ設備が整備されている割合【二重サッシまたは複層ガラスの窓】

太陽光発電装置(複数回答)

グラフ:省エネ設備が整備されている割合【太陽光発電装置】


世帯年収分譲マンション購入者の世帯年収は675万円

住宅取得者の世帯年収(税込み)を住宅の種類別にみると、分譲マンションが最も高く平均で694万円となっており、次いで注文住宅(三大都市圏)が平均664万円となっている。民間賃貸住宅は最も低く、平均421万円だった。

また1世帯あたりの居住人数は、分譲戸建住宅、分譲マンション、中古戸建住宅ではおよそ3~4割の世帯で4人、注文住宅、中古マンションではおよそ3割の世帯で3人だった。

世帯年収

グラフ:住宅の種類別世帯年収

購入資金自己資金比率は分譲住宅で30~40%強

購入資金は、注文住宅(土地を購入した新築)で平均4,227万円、建替え世帯で平均3,245万円、分譲戸建住宅と分譲マンションは、それぞれ平均3,600万円台、中古戸建住宅と中古マンションは、それぞれ平均2,358万円、2,141万円となっている。

自己資金比率をみると、注文住宅(土地を購入した新築)の世帯では38.2%、建て替え世帯で74.7%、分譲戸建住宅と分譲マンションの世帯がそれぞれ30.2%と39.4%、中古戸建住宅と中古マンションの世帯がそれぞれ37.7%と42.5%だった。またリフォーム世帯では86.1%と高い割合を示した。

購入資金、リフォーム資金

グラフ:住宅の種類別購入資金、リフォーム資金の借入金と自己資金の割合

編集協力 静岡情報通信

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