不動産最新ニュース<2015年6月>
公開日時:
更新日時:
目次
住宅ローン6月の住宅ローン金利が0.05%~0.1%上昇!
大手行、固定10年の最優遇金利年1.25%で揃う。
6月の住宅ローン金利は、長期金利が5月に小幅上昇したことを受けて、大手行が揃って金利を引き上げた。いずれの銀行も主力の固定10年の最優遇金利を前月から0.05%引き上げ年1.25%としたほか、固定15年超ではみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行が0.1%引き上げた。引き上げはいずれも2カ月ぶり。
三菱UFJ信託銀行と三井住友信託銀行はともに固定10年の最優遇金利を0.05%引き上げ、それぞれ年0.93%、0.90%とした。
民間住宅ローン10年固定(最優遇金利)の推移
「フラット35」2カ月ぶりに上昇
一方、長期固定型住宅ローン「フラット35」は、融資率9割以下の場合で返済期間21年以上は1.54~2.15%、20年以下は1.31~1.92%となり、最低金利はいずれも前月より0.08%上昇した。また融資率9割超の場合は、返済21年以上が1.67~2.28%、20年以下が1.44~1.12%となった。
フラット35(返済期間20年以下の金利幅)
フラット35(返済期間21年以上35年以下の金利幅)
※融資率9割以下の場合の利率
統計・調査4月の中古マンション価格天気図 地方圏の下落、鮮明に
東京都、大阪府、京都府、愛知県など大都市は上昇傾向!【東京カンテイ調べ】
東京カンテイ(東京都品川区)はこのほど、2015年4月の中古マンション価格天気図(70m²に換算した中古マンション平均価格)をまとめ公表した。
それによると首都圏は、東京都が前月比0.5%上昇、神奈川県が 横ばい、千葉県は2.5%下落、埼玉県が2.2%上昇となった。首都圏平均は0.4%上昇している。
近畿圏は、大阪府が0.2%上昇、兵庫県は1.6%下落、京都府は2.3%上昇した。中心府県では京都府の上昇が目立っている。滋賀県は3.4%下落、奈良県は1.4%上昇。近畿圏平均は0.3%下落となった。
中部圏は、愛知県が1.1%下落、岐阜県が2.3%下落、三重県が0.5%下落、静岡県は横ばい。中部圏平均は0.7%下落となった。
今回の調査では全国的には大都市圏が上昇傾向 にある半面、地方圏は下落基調が強く、二極化が鮮明となった。
編集協力 静岡情報通信