民間住宅ローン 利用予定者の実態調査(2015年度第1回)
公開日時:
更新日時:
民間住宅ローン
住宅金融支援機構は、民間住宅ローン利用予定者の実態調査で、今後5年以内に住宅を取得する予定の人を対象にインターネットによるアンケート調査(2015年6月)を実施、その結果を取りまとめた。民間住宅ローン利用予定者1,146件を調査対象とした。
希望する金利タイプ 「変動型」の希望割合が増加に!
希望する金利タイプは、前回調査に比べ「全期間固定型」で2.3ポイント減少し35.6%、「固定期間選択型」で1.5ポイント減少し37.4%だった。
一方、「変動型」は前回調査より3.9ポイント増加し27.1%だった。
住宅ローン金利の見通し 全ての金利タイプで「現状よりも上昇する」が増加!
今後1年間の住宅ローン金利の見通しでは、全体で「現状よりも上昇する」と思う割合は前回調査より4.3ポイント増加し38.0%だった。「ほとんど変わらない」とみる割合も2.4ポイント低下し36.3%に。一方「現状よりも低下する」は0.7ポイント減少し6.4%に、「見当がつかない」も1.1ポイント減少し19.4%だった。
住宅の買い時意識 「今は買い時だと思う」が39.2%に減少!
住宅の買い時意識では、「今〈今後1年程度〉は住宅取得のチャンス(買い時)だと思うか?」との問いに対して、そう思うと回答した人は前回調査の50.2%から今回は39.2%に大幅減少した。また(買い時)だと思う理由は、「住宅ローン金利が低水準だから」が78.4%と高い割合を示した。
今は買い時だと思う理由
住宅取得に踏み切れない理由 (11項目中上位6項目を掲載)
編集協力 静岡情報通信