民間住宅ローン 利用者の実態調査(2015年度第2回)
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金利見通し 今後1年間は「ほとんど変わらない」が全体で増加!
今後1年間の住宅ローン金利の見通しをみると、全体では「ほとんど変わらない」とする見方が前回調査の50.6%から2.4ポイント増加し53.0%と過半を占めた。
金利タイプ別にみると、「現状よりも上昇する」が全期間固定型で前回調査の31.9%から39.7%に増加し、変動型では前回調査の26.3%から22.5%に減少した。
■ 今後1年間の住宅ローン金利見通し(金利タイプ別)
金利上昇への対応 金利負担が大きくなれば「繰上げ返済」または「借換え」が増加!
金利上昇に伴う返済額増加への対応については、固定期間選択型で「一部繰上げ返済する」が前回同様35%を占めた。また変動型でも「一部繰上げ返済する」が前回調査の26.9%から30.7%に増加した。
「金利負担が大きくなれば、全額完済する」とする回答は、固定期間選択型で前回調査の26.0%から14.6%に減少し、代わって「借換する」が前回調査の6.8%から12.1%に増加した。
■ 金利上昇に伴う返済額増加への対応(固定期間選択型・変動型の利用者)
ローン選び 住宅ローンを選んだ決め手は、「金利が低い」が64.6%と圧倒的
利用した住宅ローンを選んだ決め手は「金利が低いこと」とする回答が64.6%と圧倒的に多かった。「将来の返済額を確定しておきたかった」は11.3%で前回調査の3番目から6番目に低下した。
「住宅販売会社に勧められた」「繰上げ返済手数料が安い」「融資手数料、団信保険料が安い」「保証料が安い」ことなどがともに上位を占めた。
編集協力 静岡情報通信
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