「フラット35S」金利優遇&住宅エコポイント復活!
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【フラット35】S金利引き下げ・お得度チェック!
フラット35Sエコ対応がポイントに!
フラット35Sエコ 当初5年間金利0.7%引下げで年1.5%に!
では、今回の金利引き下げでどの程度のメリットが得られるのか、被災地以外のケースで見てみよう。
「フラット35」の11月現在の金利水準は下記のとおり。全国の取扱金融機関で提供している金利で最も多いのは、借入れ期間20年以下の場合で1.91%。21年以上35年以下では2.20%だ。
仮に借入額3,000万円、借入期間35年を元利均等返済で借入れた場合を試算してみよう。フラット35Sエコ(金利Aプラン)の場合は、金利引き下げによって当初5年間の金利は1.50%(2.20%-0.7%)、6年目以降20年目までは1.90%(2.20%-0.3%)だ。また同(金利Bプラン)の場合なら、当初5年間の金利は同じだが6年目以降10年目までが1.9%となり引下げ期間が短縮される。試算結果は図表のとおりだ。
3,000万円の借り入れで総返済額221万円のお得!
一般の「フラット35」の場合は、全期間を通じて金利は2.20%で、35年間の総返済額はおよそ4,304万円。フラット35Sエコ(金利Aプラン)なら総返済額はおよそ4,082万円で、221万円もお得になる。住宅の要件が緩和されるフラット35Sエコ(金利Bプラン)の場合でも、およそ157万円もお得になる計算だ。資金計画に余裕があり、借入額を低く押さえられるなら返済期間20年以下がオススメ。これなら金利はさらに低くお得度もグンと増す。
現在、民間ローンで人気沸騰中の変動金利(1%前後)と比較すると、悩ましいところだが、超低金利時代の今、長期固定金利で返済額が確定された「フラット35」Sエコなら安心感も高いといえるだろう。
編集協力 静岡情報通信