消費増税前のマイホーム購入成功術!

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今回、マイホーム購入を成功させる為の8つのステップを紹介します。消費税増税前・好物件の流通増・低金利などの理由からマイホーム購入は今がチャンスであり、早めの計画・正しい手順が成功の要因になります。

今こそ夢を叶えるチャンス。 早いスタートがすべての鍵

増税時期は未定だが、不動産市場は動いている。マイホームを検討している方にとってこれはかなり大きなポイントだ。
「期限が流動的ということは、逆にプラスポイントなんですよ。早くスタートすればするほど、じっくりと検討することができるんですから。しかも、今ならば長期のデフレによって、かなり良い条件でマイホーム計画を立てていくことが可能といえます」
それで物件が売れていけば状況が変わっていくことになる。

「特に中古物件では、安定的に商品が供給されるわけではありません。誰かが売らないと市場に出ませんから、買おうと思った時には条件に合う物件が見つからない状況も考えられます。土地の場合でも、状況は同じですね。価格動向もここ数年は横ばいですが、影響が出てくることもあり得ます。今スタートすれば、豊富な物件の中から選べて、価格的にも最も良い条件で検討が始められることになります」

前回の消費増税の時には、物件が無くなってしまい、新築の場合も職人や資材の確保が難しくなってしまうなど、我慢せざるをえない状況になってしまったという。

「消費税が予定通り増税されるとすれば、新築の場合は来年2013年6月頃には土地を決めないと、満足できる打合せができなくなる可能性が高いと思います。それを考えると、年内には物件探しのスタートをお勧めします。今なら、アドバイスも十分受けられて、落ち着いて自分のペースで検討できます」と今井さん。

消費税をチャンスに変える「賢い家づくりの8ステップ」とは?
しずなび株式会社 浜松営業所の今井所長には、マイホーム成功術のポイントも教えていただいた。まさに、消費税増税をチャンスに変える8ステップ。これを参考に、さっそく夢の実現に向けてスタートしよう!!

ステップ1:まずはスタート宣言

まずは「マイホームを検討しよう」と決める。家族でスタート宣言するのがオススメ。協力体制も作れるし、夢に向かう気持ちも一つにできる。とにかく早く本格的にマイホーム作戦をスタートすること。これが鍵。


ステップ2:夢のリストを作ろう

次に「これは叶えたい」という希望リストの作成。学校との距離、日当たり、周辺環境など、実現したいポイントを書き出そう。これが物件検討のチェックリストになります。このリストで60点が取れれば成功。狙うのはそこだ。


ステップ3:ネットからチェック開始

リストを作成したら、物件チェックを始めよう。最初はインターネットを使って、自分の希望に合う物件があるか探してみよう。気になる物件があったら、直接問合せしてみよう。相談しやすくなるから一石二鳥だ。


ステップ4:相談でパートナー探し

実は一番の成功の鍵が、信頼できるプロのパートナーを見つけること。そのためにも、早い段階で相談窓口に行ってみることが重要。地元を熟知していて、将来まで考えて提案してくれることが良いパートナーのポイントだ。


ステップ5:現地を見に行こう

気になる物件は、必ず現地へ足を運ぶ。地図では見えてこないメリットが見えてくる。例えば南面道路じゃなくても充分な日当りがあるなど、重要な発見ができる場合もある。時間はかかるが、欠かせないポイントだ。


ステップ6:最低5件できれば10件

現地視察は最低5件、できれば10件くらいは見に行こう。件数を見るほど、相場感覚がつかめてくる。この地域で、この条件なら高ランクなどの判断ができるようになる。賢い選択をするための知識と情報を獲得できるのだ。


ステップ7:プランをイメージ化

新築の場合は、土地を検討していく段階で家づくりのポイントも明確になっていく。広さ重視なら、実現できる土地を選ぶことになるからだ。検討の過程で家づくりプランを具体的にイメージして、設計段階へとつなげよう。


ステップ8:いよいよ実現へ

ここまでのプロセスで、最初に作った夢リストで60点が取れるプランならば大成功。後は、実現するだけになる。ここからは最終的な詰め。細かな確認ポイントが増えるが、それを決めるのも醍醐味の一つ。夢の実現を楽しもう。

資金需要の動きはこれから。 まずは現状の把握から

消費税増税が決まったことで、早くも不動産市場は動き始めていた。では、資金需要はどうなっているのだろう。マイホーム計画を進めるとなると、物件を探すことと同様に最も重要なポイントとなるこのテーマを探ってみた。お話を伺ったのは、浜松信用金庫営業統括部ローンセンターの日置覚調査役代理だ。日置さんは次のようにアドバイスする。

「マイホームの夢を実現されるためには、きちんとしたプランニングで無理のない返済計画を立てていただくことにつきます」
消費税増税が決定して、今後需要が増えていくからこそ、この前提を強くメッセージしたいというのが基本姿勢のようだ。

「本来、マイホームの夢を実現することは幸せなことです。建てた時は夢が叶ったばかりですから当然ですが、暮らしを重ねて返済を進めていってもその幸せを継続できること。それが重要だと思っています。そのためには、やはり時間をかけて資金計画を検討することが大切なポイントだと思います。一般的に、資金計画は物件を決めたあとに検討することが多いのですが、まず先に資金計画を立てられると安心につなげることができます」

その意味では、今回の消費税増税の影響はまだ資金需要面では出ていないことはプラス要因といえる。デフレ傾向が続いてきたことで、金利水準も低いまま維持されている。ということは、資金計画についても、落ち着いてスタートができる環境が整っていると言っていい。この機会を最大限に活かすことも重要なポイントだ。

フラット35金利の推移

民間住宅ローン金利(固定期間選択型10年)の推移

編集協力 静岡情報通信

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