民間住宅ローン 利用者の実態調査(2014年度第1回)

公開日時: 更新日時:
2014年度第1回の民間住宅ローン利用者の実態調査では、利用した住宅ローンを選んだ決め手は「金利が低いこと」とする回答が68.8%と圧倒的に多く、住宅ローンの金利タイプ 「変動型」の利用割合が39.3%で一番多い結果となった。

金利見通し 今後1年間の住宅ローン金利の見通しは「現状よりも上昇」

今後1年間の住宅ローン金利の見通しをみると、全体では「現状よりも上昇する」との回答は2.3ポイント増の37.3%だった。また「ほとんど変わらない」との回答も2.3ポイント増の50.8%だった。

金利タイプ別にみると、「全期間固定型」と「変動型」で「現状よりも上昇する」が増加した。

今後1年間の住宅ローン金利見通し(金利タイプ別)

グラフ:今後1年間の住宅ローン金利見通し(金利タイプ別)

ローン選び 住宅ローンを選んだ決め手は、「金利が低い」が68.8%と圧倒的

利用した住宅ローンを選んだ決め手は「金利が低いこと」とする回答が68.8%と圧倒的に多く、前回と比べて8.2ポイント増加した。

次いで「繰上げ返済手数料が安いこと」、「住宅販売会社に勧められた」、「将来の返済額を確定しておきたかった」は前回と変わらず2~4位までを占めた。

グラフ:住宅ローンを選んだ決め手

満足度 民間住宅ローンに過半数が「大いに満足」「やや満足」と回答

民間住宅ローンに対する満足度では、融資額、金利水準、申込みから融資実行までの事務手続き、金融機関の商品説明、住宅販売事業者の情報提供など5項目について調査。その結果すべての項目において前回調査と比べて「大いに満足」「やや満足」が上昇した。特に融資額や金利水準、申込みから融資実行までの事務手続きでは半数以上の人が「大いに満足」「やや満足」と回答している。

グラフ:民間住宅ローン満足度 融資額 金利水準 申込から融資実行までの事務手続

※満足度は「融資額」「金利水準」「申込みから融資実行までの事務手続き」「金融機関の商品説明や情報提供」「住宅販売事業者の情報提供」などを個別に評価。ここでは前述の3項目について記載。

編集協力 静岡情報通信

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